いやぁ、まるで雲をつかむような話で・・・
最近、流行りですな。クラウド。
システム構成図なんかを書いていますとインターネットはモクモクと雲の形に書くのが一般的でして。
その雲の中にあるコンピュータ資源をクラウドって言います。
雲の中のクラウドですぜ?
ダブってますよ!
まぁ手っ取り早く言っちゃうと賃貸サーバです。
巷のレンタル・サーバとかレンタル・ホスティングとはちょっと違います。
別にWebサーバ建ててもネット・ショッピングサイトを作ってもいいんですけどね。
普段、会社のサーバで実行している基幹業務のプログラムをインターネット上(社外でもあるんですが)のサーバで動かしちゃおうって事です。
繋がっている端末PCからすればサーバがインターネット上にあろうが本社の電算室(サーバ・ルーム)にあろうが関係ないので自前でサーバを購入・拡張・維持・管理するよりも経費が安く済みます。
ということで
静岡大学が基幹データをクラウドに移行するそうです。
学術情報や学生や職員の個人情報をクラウド上のサーバに移します。
東海地震等で学校のシステムが被災しても運用を続行する事が可能になるそうです。
じゃあ、これからはクラウドだ!と思った中小企業の社長さん。
クラウド・コンピューティングはまだ始まったばかり。
自社の大切なデータを赤の他人の手に委ねる決心はつきますか?
とか脅かしてみましたが、どこかの飲み屋でIT業界人ぽい酔っぱらいが隣の席で訳の分からないカタカナを連発したら
「やっぱ、これからはクラウドだよね~♪」
とか言って煙に巻いちゃってください!

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